本記事は、人気小説「薬屋のひとりごと」に登場するキャラクター羅半ついて紹介する記事となっています。
- 薬屋のひとりごとについて詳しく知りたい!
- 羅半とは誰?名前の読み方やプロフィールについて知りたい!
- 数字に執着する理由なぜ?
- 原作と漫画初登場回を知りたい!
といったことが気になっている方におススメの記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
羅半とは誰?名前の読み方やプロフィールも紹介
まずは羅半についてのプロフィールを紹介します。
名前 | 漢羅半(かん らはん) |
年齢 | 初登場時19歳(猫猫よりも1歳年上) |
身長 | 身長は男性にしては低め |
外見 | 狐目でくせのある髪に丸眼鏡を掛けている、小柄な青年。帯には算盤をぶら下げている |
家族構成 | 義父、義妹、父、母、兄、祖父、大叔父 |
名前の読み方は「かん・らはん」
名持ちの一族、羅の一族の一人であり、元々は漢羅漢の甥でしたが羅漢の養子となったので一族の跡取りでもあります。
薬屋のひとりごとは主人公の名前の「猫猫」が”まおまお”であったり壬氏が”じんし”であったりと中国語の発音と日本語での発音が混ざっています。
羅半は中国語の読み方だと”るおばん”になるので”らはん”という日本語読みの方が馴染みやすかったのかもしれません。
羅半はどんな性格?
羅半は基本的には温厚ですが目的達成のために最短・最効率な手段を好む合理主義。
また、打算的で計算高く、常に他者に貸し借りを作ることを考えているシーンも多く描写されています。
しかし、美しい数字にこだわるあまり倫理観から外れたとんでもない考え(異性愛者だが理想像そのものである壬氏が男性なので自身が性転換して子供を産めないかと考えるなど)をすることも。
その一方で興味のないことには見向きもしない無関心さもあります。
羅半と猫猫との関係
羅の一族の当主であり叔父の羅漢の養子となったので主人公の猫猫は従妹であり義理の妹という関係です。
猫猫は実父である羅漢のことを他人であると明言しているので、養子である羅半のことも他人と言い切っています。
しかし羅半はほぼ「妹」だと思っており「お兄さま」と呼ぶようにと猫猫に毎度注意することも。
よく厄介事を持ち込まれることもあり、猫猫からは羅漢程ではないものの、かなり鬱陶しがられ雑に対応されることも多くなっています。
それでも猫猫とは合理主義的な性格が似ているためか、かなり息の合った会話をしている場面も多く、羅半にとっては「大変付き合いやすい」存在となっています。
羅半と家族との関係
猫猫以外の羅半の家族構成は義父、父、母、祖父、兄、大叔父がいるのでそれぞれの関係を一覧にしてみました。
続柄 | 関係性 |
---|---|
義父:羅漢 | 義父の破天荒な行いの尻ぬぐいに四苦八苦しているが関係は良好で羅漢からも頼られている |
父:羅紅 | 実父から羅の家の実権を奪う手伝いをしたがお互いの関係は良好。 むしろあらゆるプレッシャーから解放してくれたことに感謝している |
母 | 羅半としては関係は悪くないと思っているが(田舎の家に帰る際お土産を持参するくらい) 母の方は中央から追い出されたことを恨んでいる |
祖父 | 母と同じく羅半としては関係は悪くないと思っているが羅半曰く、美しい数字に縁がない人とされている。祖父からしてみれば失脚させられ中央から追い出されたことで裏切者扱いされている |
兄:俊杰 | 羅半に対してはつっけんどんあるいは邪険に接することも多いがなんだかんだと言いながら関係は悪くない。羅の一族の中では常識人でお人好しなところを羅半によく利用されるため苦労人 |
大叔父:羅門 | 義父の制御ができる数少ない人。 |
祖父や母以外との関係は意外と良好ですが羅半兄は小さいことから現在まで弟に苦労させられるエピソードがたくさんあり羅の一族で一番の苦労人かもしれません。
羅半の原作と漫画の初登場回は何巻?
ここでは羅半の原作と漫画での初登場回について解説していきます。
羅半の原作初登場回はいつ?
羅半の原作での初登場回がこちらです。
薬屋のひとりごと 第4巻12話「鬼灯」
猫猫が楼蘭と一緒にいなくなったことはわかったのですが、どこに向かったのかまではわからず壬氏は執務室にいるしかありません。
そこに子の一族に関する重要な情報を持ってきたのが羅半でした。
羅半の漫画初登場回はいつ?
漫画版はスクウェア・エニックス版とサンデーGX版の2つがあります。
サンデーGX版は18巻、スクウェア・エニックス版は現在13巻と、どちらも原作4巻の内容に突入しています。
薬屋のひとりごと 第16巻65話「狐の里」
続いてスクエア・エニックス版です
単行本未登場
実はまだスクエア・エニックス版では原作の4巻12話まで追いついていないため羅半は未登場です。
ビッグガンガンでの連載では猫猫が失踪した直後まで進んでいるため初登場は15巻~16巻になるのではないでしょうか
羅半が数字に執着する理由はなぜ?
羅半の数字に対する執着について解説していきます。
数字に執着する理由と羅の一族について
羅半は数字に執着するというより、世界を数字の集合であると認識していると言われています。
顔の美醜から財政の帳簿まで「美しい数字、醜い数字」で表現する独特の感性の持ち主であり特に美しい数字に強くこだわっているんです。
数字に関する特性の具体的な例はこちら。
- 人の感情や動作を数値で認識する
- 帳簿の数字から横領や不正を見抜く
- 壬氏を「重要人物と体の寸法が同じ」ということで同一人物だと見抜く
この優れた認識能力は他人と異なる認識能力を持つ人物を輩出し「天才と狂人の一族」と呼ばれる羅の一族特有のもの。
羅の一族は「研究者」の多い一族であり、作者曰く、見えている世界が違う天才型と興味を抱いた分野を追求する秀才型に分かれており羅半はこの中では「天才型」に属しています。
ちなみに何に興味を持つかはその人次第なので一族の権力が一定ではない代わりに政治や医学、建築といった様々な分野の優秀な人材が育つとのこと。
SNS等の考察では「天才型」の特性はごく特定の分野にのみに限って、天才的・超人的ともとれる非常に優れた能力を発揮することを指すサヴァン症候群を参考にしているのでは、という意見も見受けられました。
宮廷でどんな仕事をしているのか紹介
文官であり宮廷では国の財務を担当する部署に配属されています。
羅の一族は元々、軍部に強い影響を持っていた一族でした。
しかし羅半の能力が数字に起因するものだったため当主の羅漢は軍人にはしなかった、もしくは羅漢がそういったことに興味がなかったので自分で文官を選んだか、の可能性があります。
羅半はアニメ2期に登場する?声優はだれか予想
薬屋のひとりごとはアニメ第2期が2025年に決まっています。
羅半は2期に登場するのか、声優は誰になるのか、を調べました。
羅半は2期に登場する可能性が高い
第1期では全24話で原作の第2巻までがアニメ化されています。
2期では同じく24~26話構成だと考えると子の一族編の原作の4巻までをアニメ化する可能性が高いです。
羅半は原作4巻で初登場となるので登場する可能性はかなり高いといえます。
羅半の声優はだれか予想!
実は原作小説の特典であるドラマCDではすでに羅半が登場しています。
声優は小林千晃さんが担当されていました。
しかし薬屋のひとりごとのアニメ版では男性声優さんの大多数が変更になったため、羅半も声優さんが変わる可能性があります。
SNSではそのまま小林千晃さんが続投してほしいという声も多数ありましたが他にも斎賀みつきさん、神谷浩史さん、福山潤さんと意見がありました。
2期が2025年なので発表はもう少し先になりそうです。
羅半とは?漫画初登場回や読み方や数字に執着する理由を紹介 まとめ
以上が薬屋のひとりごとに登場する羅半とは?漫画初登場回や読み方、数字に執着する理由の解説になります。
まとめると、
- 羅半の読み方は日本語読みの「らはん」
- 猫猫の従兄妹だが羅漢の養子になったので猫猫の義兄になる
- 原作と漫画での初登場回は原作では4巻、サンデーGXでは16巻、スクエア・エニックス版は未登場
- 羅の一族の特性として世界を数字の集合として認識する感性の持ち主であり中でも美しい数字にこだわりがある
- アニメ2期で初登場する可能性が高いがドラマCD版の小林千晃さんから変更される可能性がある
となります。
羅半はアニメ2期や漫画版で今後も活躍することが期待されている重要なキャラクターです。
薬屋のひとりごとのアニメ2期で声優は誰になるのか、などSNSでも注目されているので今後の公式情報が更新されるのが楽しみです!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!