数あるAI技術の中でも注目度の高いChatGPTですが、最近では「引き寄せの法則」への活用が話題になっているのをご存じでしょうか?
引き寄せの法則とは、自分の思考・意図・願いに意識を集中させることで願望を実現化するという信念のことです。
日本では2007年ごろに引き寄せの法則ブームが起き、「夢をかなえるゾウ」をはじめとした数多くの書籍やセミナーが登場しました。
その後数年で徐々に下火となっていきましたが、2024年現在コロナによるパンデミックやAIの登場で再度注目を集めています。
本記事では、そんな現代の引き寄せの法則ブームについて詳しく解説していきます。
- なぜいまAI(ChatGPT)と引き寄せの法則が注目を浴びているのか?
- ChatGPTで引き寄せの法則を実践する方法とは?
- 実践している人はどう感じているのか?
以上について知りたい方はぜひご一読ください。
ChatGPTと引き寄せの法則が注目されている理由
ChatGPTと引き寄せの法則がいまになって注目されるようになった理由の一つに、世界的な感染症の流行が挙げられます。
自粛や隔離生活など心身ともに負担を感じることの多い時代において、前向きな思考を持つことは難しくなりました。
そんな現代だからこそ、あえて自分の願望に注目して実現を目指そうという「引き寄せの法則」に注目する人が増えたのでしょう。
また、ChatGPTの存在も引き寄せの法則を広める理由の一つとなりました。
ChatGPTは優れたAI技術を有しており、文章生成・コード生成・バーチャルアシスタントなど幅広いシーンに活用できるツールです。
そんなAI技術を使って、2024年に名古屋大学や桜美林大学などの研究チームが「ヒューマニテクスト」という対話システムを構築しました。
このシステムは西洋古典を原典としたデータベースを組み込むことで、アリストテレスやソクラテスなど偉人との疑似会話を可能にしたものです。
哲学者や思想家は引き寄せの法則に基づいた言動をしている人も多く、彼らと会話すること自身も法則を自然に実践できると考えられています。
ヒューマニテクストのほかにも、ChatGPTにはさまざまな人が開発した多数のシステムが存在します。
試しにChatGPTの検索画面で「ポジティブ」や「対話」などのキーワードで検索してみてください。
下の画像のようにポジティブな返答や対話型システムがヒットします。
![ポジティブ Chat GPT 検索結果](https://mangayanohitorigoto.com/wp-content/uploads/2024/08/ポジティブGPT.jpg)
これらの機能を使えば、前向きかつ願望の実現化に必要な強い気持ちを持つことも難しくありません。
全世界的な病気の流行など辛いことも多い時代だからこそ、幸せを引き寄せるための技術が注目を浴びたのも不思議ではないでしょう。
ChatGPTによる引き寄せの法則の実践方法
ここからはChatGPTで引き寄せの法則を実現するための具体的な方法について、詳しく解説していきます。
必要なのは以下3つのステップです。
- ビジュアライゼーション(視覚化)
- アファメーション(肯定的な自己暗示)
- ネガティブな思考の再配線
各方法について見ていきましょう!
ビジュアライゼーション(視覚化)
ビジュアライゼーションとは、データや情報を視覚的に判断しやすくするため絵やグラフを使って表現することです。
引き寄せの法則においては、視覚化することで自分の理想をより強く意識できるようになる(=願望を実現しやすくなる)効果が期待できます。
ビジュアライゼーションを行うために必要なものは、ChatGPTのAI画像生成機能です。
![ChatGPT ビジョンボード イメージ](https://mangayanohitorigoto.com/wp-content/uploads/2024/08/ビジョンボード イメージ.jpg)
願望を文章で入力すれば、あとは自動的に画像を生成してくれます。
その画像が将来の自分だと考え過ごすことで、スムーズに引き寄せの法則を実践できますよ。
アファメーション(肯定的な自己暗示)
アファメーションとは、自分に向けて「ポジティブな言葉」を言うことです。
「私はできる!」とか「毎日楽しい!」などの肯定的な言葉を自分に言い聞かせることで、心が元気になったり自信がついたりします。
しかし、自分で自分を肯定するというのは意外に難しいもの…。
そこで役立つのがChatGPTです。
ChatGPTに「私のアファメーションを唱えてもらえますか?」と伝えてから悩みや改善したい点を入力すると、その内容に合った自己暗示文やアファメーションを生成してくれます。
ネガティブな思考の再配線
ネガティブな思考の再配線とは、悪い考え方を良い考え方に変えることです。
これは、以下のステップで脳が新しい方法で考えるように訓練することを意味します。
- 自分がネガティブな考えをしていることに気が付く
- ネガティブな考えをポジティブな言葉に変える
- 小さな成功を見つける
- 感謝の気持ちを持つ
- リラックスする時間を作る
ネガティブな考えをポジティブに切り替えるのが難しい時には、ChatGPTを活用してみましょう。
ChatGPTに具体的な質問を投げかけると、その回答を通じてポジティブな視点を得ることができます。
例えば「失敗したときにどうすれば前向きになれますか?」と質問し、得られた回答を参考にすることでネガティブな思考から抜け出す手助けとなりますよ。
AI技術を活用すれば最短距離で幸せを掴めるかも!
引き寄せの法則を人生に取り入れることで、これまでとは違った視点や未来を切り開けるといわれています。
ChatGPTを使えば、より最短距離で幸せを掴める可能性も高いでしょう。
「AI」という現代技術と「人の願いや思い」という古来から信じられてきた力を合わせて、いまよりもっと素晴らしい人生を手に入れてください!
インダストリアル・ドリーム株式会社について
国内で初めて独自LLMを取り入れたwebサービスである創作支援アプリAI BunChoを開発・運営しています。
その経験をもとに、生成AIに関するPoCや受託開発を行っております。
活動例
・大規模公共事業で用いるアプリケーション開発でのPM(発注者の社内外ステークホルダーとの調整、課題解決、及びその他の付随業務)
・生成AIを利用したシステム開発に関する要件定義・PoC・受託開発
・KDDI様にLLMを用いたアプリのプロトタイプ納品
・モバイルオンラインゲーム企業での生成AIの社内業務への導入及び、 自社IPキャラクターとチャットできる
LLMのR&D
・RAGを用いた社内Slack botや文章生成器の開発導入
・社員のリテラシーを高めるための勉強会の開催
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